京都の老舗「かづら清」は、舞妓さん御用達としても知られる椿油やつげ櫛を取り扱う専門店です。
「髪がまとまらない」「くせ毛で広がる」「静電気で困っている」――そんな悩みを持つ方にぴったりの商品がそろっており、SNSや口コミでも高評価を集めています。
私自身も長年くせ毛と広がりに悩んでいて、数々のヘアケア商品を試してきました。
ですが最終的にたどり着いたのが、かづら清の椿油とつげ櫛。
正直、お値段は少し張りますが、それ以上に「髪が落ち着く」「自然なツヤが出る」「静電気が気にならない」といった効果を実感できました。
この記事では、実際に私が使ってみた椿油とつげ櫛の感想、さらに長く愛用するためのお手入れ方法まで詳しくご紹介します。
くせ毛で悩んでいる方、静電気のない髪を目指したい方はぜひ最後まで読んでみてください。
◆かづら清とは?

「かづら清老舗(かづらせい しにせ)」は、京都・祇園に本店を構える髪飾りや椿油、つげ櫛の専門店です。
創業は江戸時代にまでさかのぼり、150年以上の歴史を誇ります。
舞妓さんや芸妓さんが普段から愛用していることでも知られ、観光客からも人気を集めています。
特に代表的な商品が「椿油」と「つげ櫛」。
どちらも日本人の髪質に合わせてつくられており、くせ毛や乾燥毛、静電気に悩む方にぴったりです。
◆かづら清の椿油を実際に使った感想
私は普段から髪が広がりやすく、オイルを塗っても「ベタつく」か「物足りない」といった不満がありました。そんな時に試したのが「かづら清の椿油」です。
●使い方
- シャンプー後、タオルドライした髪に椿油を2~3滴。
- 手のひら全体にのばし、毛先を中心に揉み込むようにつける。
- ドライヤーで乾かす。
これだけで髪全体がしっとりまとまり、翌朝も広がりが少なくなります。
●失敗談
最初の頃は「もっとツヤが欲しい!」と欲張って、500円玉サイズを2回分つけてしまいました。結果、髪がペタペタになり、オイル臭さまで出てしまい大失敗…。
適量は本当に「少なめ」で十分です。足りないかな?と思うくらいでちょうどいい、と実感しました。
●成功談
正しく使うと、広がりやすい私の髪がふんわり落ち着き、コシも感じられるようになりました。ベタつかないのにしっとりまとまるので、自然なツヤが生まれ、若々しい印象に。肌にも使えるので、クレンジングや美容液代わりにもなりコスパは意外と高いと感じています。
◆かづら清のつげ櫛を実際に使った感想
「つげ櫛(つげぐし)」は、つげの木を削ってつくられた日本伝統のくし。静電気が起こりにくく、使うほどに椿油がなじんで髪にツヤを与えてくれます。
●使用感
私はくせ毛で、普段は髪をまとめても広がってしまいがちでした。ところがつげ櫛で梳かすと髪が落ち着き、ボワっと膨らむのが半減。自然なツヤも出て「何か塗った」という不自然さがなく、とても上品な仕上がりになります。
特に感動したのが「静電気が出ない」という点。プラスチック製のブラシだと冬場はパチパチして嫌な思いをしていましたが、つげ櫛に替えてからはそれがゼロになりました。
●おすすめポイント
- くせ毛の広がりが落ち着く
- 自然なツヤが出る
- 静電気が起こらない
- 長く使える(メンテナンス次第で一生もの)
お値段は普通のブラシより高めですが、毎日使うものだからこそ投資する価値は大きいです。
◆つげ櫛のお手入れ方法
つげ櫛はそのまま放置してしまうとホコリや皮脂が付着し、ツヤ効果も弱まります。長く使うためには定期的なお手入れが欠かせません。
●基本のお手入れ
- 椿油や植物性オイルをティッシュやガーゼに少量含ませる
- つげ櫛全体を拭く
- 歯の間は歯ブラシに油をつけて丁寧に塗布する
- 余分な油を拭き取り、乾かす
●頻度
月1回程度が目安ですが、「櫛が乾燥している」と感じたらその都度行いましょう。油をしっかり染み込ませたい時は、一晩ラップに包んでおくと翌朝しっとりとよみがえります。
◆こんな人におすすめ
- くせ毛で髪の広がりに悩んでいる
- 冬場の静電気が嫌い
- 自然なツヤ髪を目指したい
- 長く使える良い道具を探している
実際に私も使ってみて「もっと早く出会いたかった」と思えるほど効果を実感しました。
◆まとめ
かづら清の椿油とつげ櫛は、京都の伝統と職人技が詰まったヘアケアアイテムです。
椿油は少量で髪をしっとりまとめ、つげ櫛は静電気を防ぎながら自然なツヤを与えてくれます。お手入れ次第で長く愛用できるので、決して高い買い物ではありません。
くせ毛や広がり、静電気に悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。きっと「髪ってこんなに落ち着くんだ!」と感動するはずです。