「耳かきが気持ちよくて、つい奥までやっちゃう」
──そんな人、意外と多いのではないでしょうか?
実はその“耳かき習慣”、やりすぎると**耳の聞こえが悪くなる
「耳垢栓塞(じこうせんそく)」
**を引き起こす危険があります。
私自身、耳かきのしすぎで片耳がほとんど聞こえなくなり、5日間ほど不便な生活を送りました。
「コンビニで店員さんの声が聞き取れない」
「インターホンが聞こえない」
──そんな生活が続き、ついに耳鼻科を受診することに。
今回は、私が実際に耳鼻科で耳垢を吸引してもらった体験談と、耳かきのしすぎによるリスク、正しい耳掃除の方法について詳しくお伝えします。
目次

- 耳かきのしすぎで起こる「耳垢栓塞」とは?
- 【体験談】5日間ほとんど聞こえなかった私の症状
- 耳鼻科での処置内容と驚きの改善
- 医師に教わった正しい耳のケア方法
- 綿棒・耳かきの使い方NG集
- 耳垢がたまりやすい人の特徴
- 自宅での安全な耳ケア法とおすすめアイテム
- まとめ:耳かきは“外側だけ”が鉄則!
1. 耳かきのしすぎで起こる「耳垢栓塞」とは?
耳垢栓塞(じこうせんそく)とは、耳垢が耳の奥に詰まって鼓膜をふさいでしまう状態のこと。
耳の中は外耳道という細いトンネル状になっており、奥まで耳かきを突っ込むと、かえって耳垢を奥に押し込んでしまうのです。
その結果、
- 音がこもって聞こえる
- 耳が詰まったような感覚
- 自分の声が響く(閉塞感)
- めまい・耳鳴りがする
といった症状が出ます。
放っておくと炎症(外耳炎)を起こすこともあり、悪化すると痛みや発熱を伴うケースもあります。
2. 【体験談】5日間ほとんど聞こえなかった私の症状
私は2019年の夏、まさにこの耳垢栓塞を経験しました。
きっかけは「少しくらいならいいだろう」と、耳かきを毎日のようにやっていたこと。
最初は気持ちいいだけでしたが、だんだん聞こえが悪くなり──気づけば右耳がまったく聞こえなくなっていました。
- コンビニで「お箸つけますか?」と聞かれても聞こえず「はい?」と聞き返す
- インターホンが鳴っても気づかない
- 生活音が片耳からしか聞こえない
とにかくストレスが大きく、日常生活にも支障をきたしました。
3. 耳鼻科での処置内容と驚きの改善
意を決して耳鼻科へ行くと、先生に第一声でこう言われました。
「またやっちゃいましたね。耳かきのしすぎですよ。」
右耳は完全に耳垢が固まっていて、すぐには取れない状態。
まずは耳垢を柔らかくする液体を入れて数十分放置し、その後、吸引機で除去してもらいました。
処置中は「ズズズッ」と吸われるような音がして、少し痛みもありましたが──
取れた瞬間、世界が変わったように聞こえる!
自分の声がやたら大きく響き、先生の説明もクリアに聞こえるほど。
左耳もついでに掃除してもらうと、左右の聴力が戻ってスッキリしました。
4. 医師に教わった「正しい耳のケア方法」
診察の最後に先生が教えてくれたアドバイスがとても印象的でした。
「耳かきは“外側だけ”で十分。奥に入れると耳の穴が小さくなって、ますます耳垢がたまりやすくなるんです。」
耳の中の皮膚はとてもデリケートで、刺激を受けると粘膜が厚くなり、結果として耳道が狭くなってしまうそうです。
これが「耳垢がたまりやすい悪循環」の始まりです。
5. 綿棒・耳かきの使い方NG集
耳鼻科の先生いわく、以下のような耳かき習慣はNGとのこと。
- 綿棒を奥まで入れる
- 毎日耳掃除をする
- 入浴後にすぐ耳かきする
- 子どもの耳を深く掃除してしまう
綿棒は“外耳の入口周辺”を軽くなでる程度でOK。
「耳垢は自然に外に出る仕組み」があるので、過度な掃除はむしろ逆効果です。
6. 耳垢がたまりやすい人の特徴
耳垢のタイプ(乾燥型・湿潤型)や生活習慣によっても、耳垢のたまりやすさは変わります。
- 湿った耳垢の人(遺伝的に日本人の約3割)
- ヘッドホン・イヤホンを長時間使う人
- 暑い環境や汗をかきやすい人
- 花粉症やアトピーなどで耳をよく触る人
こうした人は、耳鼻科で定期的に耳掃除をしてもらうのがおすすめです。
自分でやるよりも安全で、短時間でスッキリします。
7. 自宅での安全な耳ケア法とおすすめアイテム
「それでも耳がかゆい」
「汚れが気になる」
という方は、次のような方法が安全です。
● 耳掃除の頻度
月1〜2回で十分。入浴後の柔らかい耳垢を外側から軽く拭うだけでOK。
● 耳掃除におすすめのアイテム
- ベビー綿棒(細めタイプ):外側をやさしくなでるだけ。
- オイル入り綿棒(オリーブオイル配合):乾燥防止に◎
- 耳洗浄液(市販):耳鼻科処方よりマイルドなタイプもあり。
✅ ただし!聞こえが悪くなった、耳が詰まった感じがある場合は 自己処理せず耳鼻科へ行く ことが大切です。
8. まとめ:耳かきは“快感”よりも“清潔と安全”を重視!
耳かきのしすぎは気持ちよさよりもリスクの方が大きい行為です。
私のように聞こえなくなってからでは遅いです。
- 耳かきは「外側だけ」
- 頻度は月1〜2回で十分
- 聞こえづらい・耳が詰まる感じがあるときは耳鼻科へ
耳鼻科の処置は少し怖いですが、終わった後の“世界が広がる感覚”は本当に感動的でした。
耳は一生付き合う大切な器官です。
どうか皆さんも、**「耳かきしすぎ注意!」**を心に留めて、安全に耳ケアをしてくださいね。
私自身、今はこの方法に切り替えています