今回は僕が大好きな「ストロングゼロ」をテーマに、
「飲むと太るのか?」「それとも痩せるのか?」
という永遠の疑問について、自分の体験+調べた知識をもとに徹底的に掘り下げてみました。
さらに、ヒントとしてよく言われる「発酵食品と一緒に食べれば太らない」という話についても、本当なのか?を検証していきます。
ストロングゼロは本当に「糖質ゼロ」なのか?

まず、多くの人が勘違いしているのが「糖質ゼロ=カロリーゼロ」ではないという点。
たとえば、ストロングゼロのダブルグレープフルーツ350ml缶にはおよそ189kcalあります。
一見、低カロリーに見えるけれど、実はお茶碗一杯分の白ご飯(約150gで250kcal)に近いカロリーです。
しかも「糖質ゼロ」という表記は、「100mlあたり糖質0.5g未満」ならOKという日本の表示基準に基づいたもの。
つまり**“完全に糖がないわけではない”**んです。
アルコール自体にも1gあたり約7kcalあるので、飲めばしっかりカロリーは摂取していることになります。
ストロングゼロを飲むと太る理由
実はストロングゼロそのものより、「飲み方」と「体の反応」に太る原因があります。
- 食欲が増す
アルコールは脳の満腹中枢をゆるめる作用があり、「もう一口」「もう一品」と食べたくなってしまいます。
ついついポテチや唐揚げをつまんでいませんか? その一口が脂肪に直行します。 - 代謝が落ちる
体はアルコールを“毒”と認識し、優先的に分解しようとします。
このとき、脂肪燃焼や糖代謝が後回しになってしまうため、飲酒中は「太りやすいモード」になります。 - 寝る前に飲む習慣
寝酒としてストゼロを飲む人も多いですが、睡眠中は代謝が落ちます。
そのため、飲んだ分のエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなるんです。
一方で「ストロングゼロで痩せた」という人もいる理由
SNSなどで「ストゼロ飲みながら痩せた!」という声も見かけます。
これにはいくつかのパターンがあります。
- 食欲が落ちて、結果的に食事量が減った
- 糖質を抑える“ロカボ”ダイエット中に、糖質ゼロの酒類を選んでいた
- ストゼロを“ご褒美的に少量”にして、他の食生活が整っていた
つまり、ストロングゼロ自体が「痩せる飲み物」ではなく、
**“飲み方と生活リズムを整えた結果、痩せた”**というケースがほとんどなんです。
発酵食品を食べれば太らない?その真偽を検証
ここで出てくるのが、「発酵食品を食べると糖を分解してくれる」という話。
僕も以前「納豆や酢を一緒に摂ればストゼロの糖分を分解してくれる」と信じてました。
でも、実際はどうなのでしょうか?
発酵食品の本当の働き
発酵食品とは、微生物(乳酸菌・麹菌・酵母など)が食品中の糖やタンパク質を分解・変化させて作られるものです。
たとえば納豆、ヨーグルト、味噌、キムチなどですね。
これらに含まれる酵素や善玉菌は腸内環境を整えたり、糖や脂質の吸収をゆるやかにする働きがあります。
つまり「糖を分解する」というよりは、
“血糖値の上昇を抑えて、太りにくい体質に近づける” という効果が正確です。
ただし、「飲んだ糖をすぐ分解」は誤解
ストロングゼロを飲んだ直後に発酵食品を食べても、
その糖をリアルタイムで分解してくれるわけではありません。
発酵食品がサポートするのは「腸内の長期的な環境改善」。
つまり、続けて摂ることで少しずつ代謝バランスを整えていくものです。
ストロングゼロ×発酵食品で太らない飲み方のコツ
それでも、うまく取り入れれば“太りにくい飲み方”はできます。
1. 納豆やキムチをおつまみにする
発酵食品をおつまみにすると、腸内での糖吸収をゆるやかにしてくれる可能性があります。
キムチ納豆なんて最高の組み合わせです。
2. 空腹時に飲まない
空腹で飲むと、アルコールの吸収が早くなり血糖値も乱高下します。
軽く食べてから飲むのがおすすめ。
3. 脂っこいおつまみを避ける
唐揚げやポテトチップスは脂質と塩分のダブルパンチ。
代わりに枝豆や豆腐、ぬか漬けなどを選びましょう。
4. 飲みすぎない
当たり前ですが、1缶でやめておくこと。
ストゼロはアルコール度数が高い(9%など)ので、1本でも十分強めです。
5. 翌日はしっかり水分補給&ウォーキング
アルコールは利尿作用があるため、翌日は水分とミネラルをしっかり補給。
軽い運動を加えれば代謝も戻ります。
実際に2週間試してみた僕の結果
僕自身、以前は毎晩のようにストロングゼロを飲んでいました。
おつまみはポテトチップス。結果、体重はじわじわ増加。
そこで「発酵食品+飲み方改善」を2週間だけ実験。
- ストゼロは週2回に制限
- おつまみは納豆・冷や奴・キムチ中心
- 寝る3時間前までに飲み終える
この生活を続けたところ、体重が1.5kg減少し、朝のだるさも減りました。
ストゼロをやめたわけではなく、「飲み方」を変えただけでここまで変わったのは驚きです。
まとめ:ストロングゼロは悪くない、問題は“習慣”だ
・ストロングゼロは糖質ゼロでもカロリーゼロではない
・太る原因は飲酒中の代謝低下と食べすぎ
・発酵食品は糖を直接分解しないが、腸内環境を整えて太りにくくする
・飲み方と生活習慣を工夫すれば「太らない飲酒」は可能
結論としてはこうです。
「ストロングゼロを悪者にせず、付き合い方を見直す」
これが、ストゼロと健康的に付き合う一番の方法だと思います。
お酒は悪ではなく、“飲み方次第”。
そして、納豆やキムチ、ヨーグルトのような発酵食品は、あなたの体を守る小さな味方です。
今日の晩酌、少しだけ意識してみませんか?