最近SNSやハンドメイド界隈で人気急上昇中の「ジャンクジャーナル」。
海外ではアートジャーナルの一種として親しまれていますが、日本でも“紙もの好き”の間で注目されています。
今回は、初心者でも簡単にできるジャンクジャーナルの土台作りを、私自身の実体験を交えて紹介します。
ジャンクジャーナルの土台は驚くほど簡単に作れる

「ジャンクジャーナルって難しそう…」と思う方も多いですが、実はとてもシンプル。
お気に入りの紙を何枚か重ねて、糸で綴じるだけで立派な一冊になります。
クラフト紙、封筒、古本のページ、英字新聞、包装紙など――どんな紙でもOK。
色や質感の違う紙をランダムに組み合わせることで、ジャンクジャーナル特有の“ごちゃっとした可愛さ”が生まれます。
私は薄い紙を使った小さめのジャーナルをよく作るので、手芸針と普通の手縫い糸で十分。
ただし、分厚い紙を重ねるときは針が折れやすいので注意が必要です。
(厚手のものを作る場合は、目打ちや製本用の針を使うのがおすすめ。)
レースを貼るだけで雰囲気が激変!
土台が完成したら、次は“装飾”の時間。
ページの端にレースを貼るだけで、驚くほど雰囲気が変わります。
ふんわりした優しい印象になり、まるで海外のアンティークノートのように。
しかも、100均のレースで十分可愛い!
セリアやダイソーにある布レースやペーパーレースを使えば、低コストで高クオリティに仕上がります。
コーヒー染めでアンティーク感をプラス
個人的におすすめなのが、白いレースをコーヒーで染める方法。
インスタントコーヒーを少し濃いめに溶かし、レースを浸して乾かすだけで、
自然な“くすみ感”や“経年変化のような風合い”が出ます。
紅茶染めよりも深みが出るので、アンティーク系が好きな方には特におすすめ。
乾いた後にアイロンで軽く押さえると、より落ち着いた雰囲気になります。
100均素材でおしゃれにコラージュ
最後の仕上げに、レースペーパー・人物シール・花のシールを使ってコラージュしてみましょう。
セリアのアンティークシリーズや、キャンドゥのクラシカルなシールは相性抜群です。
ページの角にシールを貼ったり、メモ帳の切れ端を重ねるだけでも、
おしゃれで統一感のあるページになります。
「貼る位置に正解はない」ので、自由に楽しむのがジャンクジャーナルの醍醐味です。
まとめ:自分だけの世界を一冊に閉じ込めよう
ジャンクジャーナルは、“完璧に作る”ことが目的ではなく、
自分の好きな紙や素材を重ねていく“過程”そのものを楽しむクラフトです。
100均素材でも、工夫次第で驚くほど可愛い作品が作れます。
ぜひ、おうち時間に「世界に一冊だけのアンティーク風ジャーナル」を作ってみてください。
今回は100均の紙物をご紹介しましたが、もう少し本格的に作りたいならこちらもおすすめします。↓